百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

特集

キリスト教と「グリーフ(悲嘆)ケア」

「グリーフ」とは深い悲しみのこと。 死別はもとより、離別、失業、転居等々…、 私たちは人生におけるさまざまな喪失をきっかけにグリーフを体験し、 時にそこから抜け出せなくなってしまうことさえある。 隣人や自らのグリーフに気づき、適切なケアをするにはどうすればよいのか。 聖書的にグリーフをどう理解すればよいのか。 共に考えたい。

旬人彩人

受け継いだ信仰とともに舞台に立つ

ミュージカル俳優
JKimさん

以前、本誌でミュージカル俳優の井上芳雄さんを取り上げた。 井上さんはクリスチャンの家に生まれたが自身と神の間には距離感があったという。 Jキムさんと共演した時「なぜ洗礼を受けないの?」と聞かれ、 また、キムさんが本番前に必ず祈ってから舞台に立つ姿を見て、 自分も洗礼を受けたいと思うようになったと話してくれた。 キムさんの本名は金志賢。 「ジーヒョン」と発音しにくいので「Jキム」と名乗ることに。 劇団四季に入り、数々の大きな舞台の主役をこなしてきた。 俳優であると同時に祖母から受け継いだ信仰を抱きながら 舞台に立つクリスチャンである。

あしあと

愛を求め、「味方」と言ってくださる方に出会って(後編)

絵本・童話作家
高原 典子

親へ愛を追い求め、実感できずに苦しんだ若き日。やがて導かれた教会で自分自身を受け容れることの大切さを学んだ。肉親にこだわらず、神を親とする新しい生き方が高原さんを変えていく。大きな病と常にそばにあった「絵本」。そこにも神の導きがあった。

連載
  • 22神様、これってどうなんですか?みなみななみ&結城絵美子
  • 26信仰と感情 〜自分らしさとの出会い〜豊田信行
  • 28聖書1/66巻あらまし ネヘミヤ記喜多大樹
  • 32クリスチャン生活手引帖編集部
  • 33風色ねこ便り宮脇栄子&Seiji Miyawaki
  • 38年を取るレッスン 結城いづみ
  • 39マンガ教えて! 組織神学
  • リチャード・ブラッシュ&ブラッシュ木綿子、向日蒔人
  • 42移住生活スケッチブック 加藤潤子
  • 46墓めぐり人めぐりウォーキングライターK
  • 47この町この教会ディコンリー小竹向原キリスト教会 長町南伝道所
  • 50ヘブライ語で考える聖書の世界手島勲矢
  • 56365日ディボーション 苦しみの向こうに光あり佐藤 彰
  • 65ブルーリボン・レポート
  • 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
  • 70クロスワード                   
  • 72もぎたてぶどう倶楽部  お便り・BOOK
  • 76定期購読・本誌の表記のご案内
  • 78編集室便り
  • 80愛のプリズム伝道
  • 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
  • ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
  • 「もっと! 喫茶ホーリー」と「移住生活スケッチブック」は交互に連載します。
  • 本誌掲載の価格表記は全て税込(10%)です。

日本では病気やけがの処置を「手当て」と言う。手を当てる行為に、ある一定の治療効果があるためと言われるが、語源は「人手を充てる」という意味らしい。なるほど、体同様、心が痛んだときも適切な手当てが必要。傷ついた心に寄り添い、共に祈る手が…。

2024年 7月号 次号予告

特集 新五千円札 津田梅子の素顔 ~女子教育に尽力した“一粒の麦”、梅子からのバトン~

今年7月、日本では20年ぶりとなる新紙幣の発行が開始される。新5千円札の顔となるのは津田梅子。1871年、梅子はなんと6歳で、日本初の女子留学生の1人として岩倉使節団と共に渡米。帰国後、明治政府に翻弄されながらも信念を貫き、現・津田塾大学の前身である「女子英学塾」を創設した。留学先で信仰をもったという彼女の信念を支えたのは何だったのか。知られざる内面にスポットを当て、迫る。